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Channel: 汐んちゅのブログ
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サックス奏者の気まぐれライムvol.5~サルサピアノデビュー。日向の地鶏冷汁

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ラテンバンド頂上決戦
こっちの調子は上々でっせ
間所直哉のティンバレスで
悩み消すぜ、踊れ自分のステップで

密かに練習してたMontuno
大晦日聴きに来ないでどうすんの?
お前もサルサにハマったら好都合
明日はクロコダイルに全員集合!

うがみやびらん。

明日はサルサピアノとコロ(サルサのコーラス)で年越しイベントに出演します。間所直哉さん(Tim)率いるAfinca247にご注意下さい。

みんなきてね。

日向料理、冷汁。写真は玉葱、紫蘇の葉、豆腐、キュウリに地鶏が加わったものです。優しい味噌味。
~•~•~•~•~•~•~•~•
【12/31(大晦日)Afinca 247】
SALSA de DANCIN' Special@原宿Crocodile

出演: Afinca 247 / Conjunto Sobrio / Salsa SWINGOZA / Obatala Segundo
Start 19:30 / ¥5000

※Afinca 247※
間所直哉(Tim)/ Manny Mendez(vo)/勝部健太郎(tb)/赤塚謙一&小澤篤士(tp)/井汐人(pf) /山川惇(b) /関さとみ(con)

他3組は日本の老舗ラテンバンド頂上決戦みたいな顔触れですが、その中に混じっている私のクレジットのpfという文字は恐ろしい事に誤記ではありません。ピアノとコロで出ます。

【1/14(木)Latin Jam Session】
@自由が丘hyphen
open19:00/start19:30 /¥2000
Host Players: 井汐人(sax/pf)ヤマトヤスオ(b)酒井タカフミ(per/dr)

【1/24(日)Mental Urbanity vol.2】
@荻窪Rooster
¥2500
Open19:00/Start20:00
井汐人(sax)/中嶋錠ニ(pf)/ヤマトヤスオ(b)/田中教順(d)
旧Informel 8, 現Septeto Bunga Tropisの四人でアコースティックジャズやります。

【1/30(土)Casa del Clave vol.2】
半電化ラテンジャズ特集
@両国Rakia
Open 18:30 / Start
¥2500 (+drink&food orders)

櫛田満(tim)/井汐人(as)/杉本亮(pf)/ヤマトヤスオ(b)/宮本仁(con)

【1/31(日)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp/
@下北沢rpm
¥1500/Open 19:00/Start 19:30

サックス奏者のお正月~New Year In Japan

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海の遥か彼方に、日本という島国がある。その国の年末年始に纏わる独特な生活•文化を紹介しよう。

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日本では大晦日の夜から元旦の朝にかけて、ラテン音楽の演奏を聴きながら踊り狂う祭りが執り行われる。殆どの国民が毎年参加するその祭典は"Salsa de Dancin'"と呼ばれ、数々の腕利きバンドが入れ替わり立ち替わり、迫力満点の演奏を繰り広げる。


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元旦早朝に就寝して踊り疲れた体を休め、昼過ぎに起床する日本人はまず、一月初頭に食べるスペシャルなシーズン料理「おせち」を作り始める。その「おせち」の中でも元旦の最初の食事となるのは定番中の定番、肉や野菜の入った炒めご飯「ナシゴレン」だ。目玉焼きを載せるのが正月ver。「一年の計は元旦にあり」という言葉を重んじるこの国では、ニューイヤーホリデイと雖も手は抜かない。多めの油に卵を浮かせるようにして目玉焼きを作る技法はその昔、東南アジアから伝わったと言われている。


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どんな資源も無駄にせず使い切るエコロジカルな生活習慣も、日本人の特徴だ。目玉焼きを作る時に余った油は、元旦夜に食される「フライドポテト」に利用される。単純な塩味が好まれる料理だが、元旦に限っては少量のカレーリーブスで香り付けする事が多い。正月早々に一工夫加えて差別化するその根性は、流石経済大国である。


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工夫も大事だが、食材本来の味を楽しむのも日本人の得意技だ。千葉県産の「鰹の内蔵の塩辛」「蛸の塩辛」を食べながら海の恵みに感謝し、めでたい気分を盛り上げる。


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仕事の出来る人が、何故仕事が出来るかといえば、それは体調管理を怠らないからだと言っても過言では無い。どんなに勤勉な国民と雖も無理は禁物なのだ。大晦日からトップスピードで駆け抜ける日本人の正月は2日の昼、束の間の休息を迎える。近所のハンバーガー屋で食事をし、新年を祝う飲み物「金箔コーク」を飲むのが粋とされている。ハンバーガーの付け合わせのジャガイモには"ABC Sambal Asli"を付けて食べる。程よく辛い。


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一息ついてリフレッシュしたら、2日の夜はいよいよ「おせち」のクライマックスである。ナシレマと呼ばれるココナッツミルクで炊いたご飯に、鶏と人参&インゲンのカレー、小魚のサンバル和え、炒りピーナッツ、茹で卵を添えたこの一皿はご覧の通りあらゆる栄養を含み、この料理のような豊かな一年を送れる様にとの願いが込められている。


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ナシレマや鶏カレーに使うココナッツミルクの余りは、おせちのデザートで3日の朝食である「コラック」の材料となる。3日といえば日本では仕事始めだ。嘗ては「三ヶ日」という言葉があり元旦から3日迄は安息日とされていたが、グローバル化する世界の中で熾烈な国際競争に晒される今、それは最早死後に近い。経済大国の座を守るのは生半可な事ではないのだ。仕事始めの朝にシナモンとカルダモンの爽やかな香りとバナナの甘みで体を起こし、トップスピードで動き出すのが日本流。

以上、典型的な日本のニューイヤーホリデイの過ごし方を紹介した。如何だっただろうか。遠い謎めいた島国には、私達が忘れかけた、忙しくとも人生を豊かに生きる為の知恵が息づいている様に思えてならない。(ここでエンディング音楽「ブンガトロピスのテーマ」入るhttps://youtube.com/watch?v=o7QA53ifB5g)

(注:上記は東南アジア在住経験を持つ単身者の例です。ニューイヤーホリデイの過ごし方には地域や家庭により多少の差異があります)


うがみやびらん。

走ったり筋トレしたりサックスの練習したり楽譜作ったりしながら合間に上述のおせち料理を作る、という気楽なお正月を送っております。

明日から新宿伊勢丹メンズ館でジャズやラテンを演奏します。アルト吹くよ。みんなきてね。

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【1/3,4,9 Casa del Clave "出前"】http://www.imn.jp/post/108057194664
@新宿伊勢丹メンズ館
14:00-/16:00
櫛田満(per)/井汐人(as)/杉本亮(key)

【1/14(木)Latin Jam Session】
@自由が丘hyphen
open19:00/start19:30 /¥2000
Host Players: 井汐人(sax/pf)ヤマトヤスオ(b)酒井タカフミ(per/dr)

【1/24(日)Mental Urbanity vol.2】
@荻窪Rooster
¥2500
Open19:00/Start20:00
井汐人(sax)/中嶋錠ニ(pf)/ヤマトヤスオ(b)/田中教順(d)
旧Informel 8, 現Septeto Bunga Tropisの四人でアコースティックジャズやります。

【1/30(土)Casa del Clave vol.2】
半電化ラテンジャズ特集
@両国Rakia
Start 20:00
¥2500 (+drink&food orders)

櫛田満(tim)/井汐人(as)/杉本亮(pf)/ヤマトヤスオ(b)/宮本仁(con)

【1/31(日)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp/
@下北沢rpm
¥1500/Open 19:00/Start 19:30

草食系サックス奏者の野菜道~レタス?パセリ?ラテンジャムセッション!

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新宿伊勢丹メンズ館でのCasa De La Clave出前ライブ。

うがみやびらん。

年末年始の一連のライブを経た私は、最近聴きに来て下さるお客様には「サルサダンスフロア向けにラテンアレンジされた有名曲をやる人」或いは「百貨店のプロモーションでアニソンをやったりする人」だと思われがちです。しかしそれらは誤った印象です。私は本当は「解散するアイドルグループの大ヒット曲をラテンセッションでやる人」なのです!

アイドルにも負けないくらいハンサムなお二人と共に、今晩はラテンジャムセッションのホストを務めます。ビストロ•ラティーノ!チリンチリン!オーダー!野菜の名前の付いた曲~!

サウンドチェック後、店内で中居君の声真似してたら店員さんに笑われました。コッソリ会話聴いてたのね!

※普段通り、ラテンバッパーにも、イラケレ原理主義者にも、その他の方々にもお楽しみ頂ける内容です

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【1/14(木)Latin Jam Session】
@自由が丘hyphen
open19:00/start19:30 /¥2000
Host Players: 井汐人(sax/pf)ヤマトヤスオ(b)酒井タカフミ(per/dr)

【1/24(日)Mental Urbanity vol.2】
@荻窪Rooster
¥2500
Open19:00/Start20:00
井汐人(sax)/中嶋錠ニ(pf)/ヤマトヤスオ(b)/田中教順(d)
旧Informel 8, 現Septeto Bunga Tropisの四人でアコースティックジャズやります。

【1/30(土)Casa de la Clave vol.2】
半電化ラテンジャズ特集
@両国Rakia
Start 20:00
¥2500 (+drink&food orders)

櫛田満(tim)/井汐人(as)/杉本亮(pf)/ヤマトヤスオ(b)/宮本仁(con)

【1/31(日)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp/
@下北沢rpm
¥1500/Open 19:00/Start 19:30

サックス奏者の新フェーズ~ナノレイもマイケルブレッカーも、カッコ良い。

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シングルスではライバルに、ダブルスとミックスダブルスではパートナーに、音楽では共演者にいよいよ恵まれてしまい、あんまりなり振り構ってられなくなりまして、オトナの判断というのか童心の極みというのか、ラケットとアルトマウスピースを新調しました(マウスピースに関してはちよっと後日談あり…)。あと使うグリップテープの種類を10年振りくらいに変えました。勝ちたい。

ところで、今度の土曜のライブの衣装指定が「ラテン音楽を演奏しそうには見えない服装」なのですが、どうすれば良いのでしょうか。ウェットスーツに足ヒレ付けて来いと言うのか。それだとラテン音楽どころか何の音楽も演奏しなそうだぞ。どうする、俺?(オダギリジョー)。両国の町をウェットスーツ姿でサックス背負って歩いてる人が居たらそれは多分私です。その場はそっとしておき、ラキアに冷やかしに行きましょう。

うがみやびらん。

Mental Urbanity vol.2 大好評有難う御座います。デューク•エリントンのバラード三曲が特にご高評賜りまして「エリントンバラードは、古い楽器で、ああいうやり方で演奏してこそ真価を発揮するのだ。今となっては誰もやらんけども。」という私の密かな主張が伝わったようで光栄です。今後とも宜しく。

~•~•~•~•
同じメンバーで同じ事を追究するのは素晴らしいと思いますが、同じメンバーで毎回やる事を大幅に変えて行くというのも素敵です。"Casa de la Clave"は、ティンバレスの櫛田満、アルトサックスの私、鍵盤の杉本亮の三人をコアメンバーとして、毎回異なるゲストを迎え、毎回異なる主題を設定するというルールを持つ、変幻自在のラテンライブプロジェクトです。新しい構想は、枯渇しないのである。

と偉そうに言いつつ今度の土曜、まだvol.2です。今回はエレクトリックラテンジャズをやります。ウッドベースをエレキ五弦ベースに、グランドピアノを電子鍵盤に替えて、ティトプエンテかイラケレでもカバーして一丁上がり、という安易なものではありません(安易が悪いとも言いませんが)。コアメンバーと前回から残留するヤマトヤスオの四人とも「アンタ、そんな風にも演奏出来たのか」と思わせる具合にですね、音色も節回しも全然もう。そこにコンガの魔神、宮本仁さんです。ディストーション掛かってるみたいにビィン!て鳴るんだから。コンガが。人力電化、ワッルいよこれは。

アルトサックスはエフェクター通したりはしません…が…変身したかのように吹きます。Vol.1のラテンバラード特集やMental Urbanityでは、1930年代迄の楽器ならではの小さく柔らかく滑らかな音を存分に、表現する事を旨として吹いてましたが、今回は全然違います。もしかしてアなタ、マイケルブレッカーとか好きなの?とかね。思う筈ですよ。

…好きだよ実は。知らなかったしょ。みんな来てね。

本物のラテンであり、本物のジャズです。
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【1/30(土)Casa de la Clave vol.2】
電化ラテンジャズ特集
@両国Rakia
Start 20:00
¥2500

櫛田満(tim)/井汐人(as)/杉本亮(key,syn)/ヤマトヤスオ(elb)/宮本仁(con)

【1/31(日)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp/
@下北沢rpm
¥1500/Open 19:00/Start 19:30

【2/6(土)関宏太Afro Cuban Jazz Project】
@下北沢BODEGUITA http://bodeguita.web.fc2.com/
関根恒太朗(as) /杉本亮(key)/田中洋平(ba)/関弘太(perc)
guests: 中里たかし(perc)/井汐人(ts)

open 18:00/start 20:00
charge 2500円+order

【2/20(土)Afinca 247】
@原宿Crocodile
出演:Conjunto Jibaro / Afinca 247

【3/4(金)Septeto Bunga Tropis】
@赤坂B Flat
Open19:00/start20:00/¥3000

【3/5(土)Puente de Agua】
@両国RAKIA

【3/6(日)Latin Jam Session】
@横浜Paradise Cafe
open19:00/start19:30 /¥2000
Host Players: 飯島瑠衣(fl/pf)井汐人(sax/pf)ヤマトヤスオ(b)酒井タカフミ(per/dr)

サックス奏者のお祭り騒ぎ~ポンガル、クラクション、恭喜發財。

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最近はラップ考えてる間も無く、只の日記みたいになってて不本意です。

中国の旧正月(Chinese New Year)が近付き、中華圏や華人の多い地域では「恭喜發財」"Gong Xi Fa Cai"という言葉が街中に溢れている頃ですね。イポーを思い出します。

しかし今年ワタシが片鱗に触れた祭りはその少し前、南インドで一月中旬後半に開催される収穫祭"Pongal"でした。ポンガルの時期にはパヤサム(ココナッツミルクと、何らかの炭水化物とカシューナッツの温かいデザート。日本でいうお汁粉みたいなものかな)を食べるんだって。写真はお米のパヤサムです。うまかった…

このパヤサムを出して下さった某南インド料理の名店の店員さんは、こぅ…人ってのはこんなに美しい事が有り得るのかねぇ。というくらいハンサムです。うまいカレー食いながら彼の笑顔を見てしまったらもうアナタ、心不全になりますよ。目の前でチャイなんか淹れてくれようものなら昇天ですね昇天。しかもしかも、彼はタンドール担当やドーサ焼きを華麗にこなす上に、ジャパニーズピープルに媚びず基本に忠実でパンチの効いたカレーを作る腕前を持ち、更には和食もじょうずらしい。ある日など入店直後の私に「ちょっと背中、すみません」と言うや否や私の背中に留まっていた虫を両手で優しく包み込むようにしかし素早く捕え、心不全スマイル浮かべながら外に逃がしに行きましたからね。何だそれ。勝ち目がねぇ。虫もさぞかし幸せだったろうよ。奥さんは競合店で働く日本人だそうですが、毎朝毎晩アレと顔合わせてる訳でしょ。心不全エブリデイかよ。気絶が日課かよ。大変だよなあ。

因みにこのお店のカレー食ってるとたまに、やっぱりイポーを思い出します。味覚の記憶の尊さよ。

うがみやびらん。

違う、そうじゃない(鈴木雅之ファン)。そんな話をしたかったんじゃない。一月のインドの収穫祭と二月の中国の旧正月に挟まれた、最重要イベントがあるでしょ!!っていうかあるの!!それの事!!はい、何だっけ!?はい、せーの、

「ジャーズ、クラクショーン!!」

はい正解!

1月31日、泣く子も黙る日曜日、善人ではないがギターが上手く良い曲も作る口八丁キックボクサー、ワタナベトモユキが率いるインストジャズソウルバンド、Jazz Klaxonが下北沢に降臨してあげます。あらゆるアメリカンブラックミュージックの粋を集めたハッピネスバンドです。一度聴いたら忘れない恐怖の、もとい歓喜の名曲の数々をご堪能下さい。夢にも出るし次の日は口ずさんじゃうんだから。

私はアメリカンブラックミュージックに浸かって育ちましたからね、こんなバンドで本領発揮しない訳がありません。みんな来てね。 恭喜發財!!
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【1/30(土)Casa de la Clave vol.2】
電化ラテンジャズ特集
@両国Rakia
Start 20:00
¥2500

櫛田満(tim)/井汐人(as)/杉本亮(key,syn)/ヤマトヤスオ(elb)/宮本仁(con)

【1/31(日)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp/
@下北沢rpm
¥1500/Open 19:00/Start 19:30
(注意:池宮ユンタ(per)不参加)

【2/6(土)関宏太Afro Cuban Jazz Project】
@下北沢BODEGUITA http://bodeguita.web.fc2.com/
関根恒太朗(as) /杉本亮(key)/田中洋平(ba)/関弘太(perc)
guests: 中里たかし(perc)/井汐人(ts)

open 18:00/start 20:00
charge 2500円+order

【2/20(土)Afinca 247】
@原宿Crocodile
出演:Conjunto Jibaro / Afinca 247

【3/4(金)Septeto Bunga Tropis】
@赤坂B Flat
Open19:00/start20:00/¥3000

Twitter公開投票の結果「攻める曲特集」になりました。

【3/5(土)Puente de Agua】
@両国RAKIA

【3/6(日)Latin Jam Session】
@横浜Paradise Cafe
open19:00/start19:30 /¥2000
Host Players: 飯島瑠衣(fl/pf)井汐人(sax/pf)ヤマトヤスオ(b)酒井タカフミ(per/dr)

サックス奏者の気まぐれライムvol.6~長崎のカステラ、アフロキューバンモードジャズでSBAの真骨頂ハイデフサウンド

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西の国から、来たぜお宝
やばいカステラ、其の名も福砂屋!

長崎の福砂屋カステラ。見よ、この美しき直方体。カステラなんて頂いたの何年振りだろう。卵!砂糖!小麦粉!おわり!単純で、完璧です。美味とは、複雑を意味しない。お洒落なケースに書いてある福砂屋の住所は「船大工町」でした。

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私は長崎県といえば壱岐島にのみ、しかも日帰りで行った事があります。しかもブンガトロピスとオバタラセグンドのジョイントライブでアンコールのConquistadorまで全開で吹き切った翌日に寝不足で。でも船は楽しくてあんまり眠れませんでした。

うかみやびらん。

太鼓は誰だ?我らが関弘太
3本のバタ、自由自在だ
ジャズと出会った、サンテリアのワザ
感動したいか?来てみシモキタ!

2/6(土)は関弘太さん率いるアフロキューバンのグループでテナーを吹きます。

弘太さんは、キューバの宗教「サンテリア」の儀式で使われるバタという太鼓の、キューバの大会で優勝したりしたらしい…本物の「太鼓の達人」である。儀式では大中小3本の太鼓の合奏で色んな神様を呼ぶんですが(神様ごとに違うリズムがある)、弘太さんは3本重ねて一人で全部やる技も使います。

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このプロジェクトでは所謂ラテンジャズとは違って、サルサのようなトゥンバオではなく、バタのリズムや形式を基礎にした演奏をします。リズムも違いますが、カンパナやシンバル等の金物を使わない、革物だけの優しい音色も特徴です。迫力とは、大音量を意味しない。

サンテリアはアフリカからキューバに連行されたヨルバ人の信仰が元になってて、唄の歌詞がヨルバ語だったりするんですが、珍しい事にヨルバ語は唄としては丸ごと伝承されてるのに生活言語としては一切使われなくなっており、歌い手達も歌詞の音と意味は知ってても言葉としては理解してないそうです。歌は世につれ世は歌につれ、、ではない訳ですね。でもまあそんなんなんで、今のアフリカのヨルバ人に聴かせると「言葉違う」という反応になるという噂も聞きましたが。

サックスはJazz Klaxonの二人ですが、クラクションでのファンキープレイとは全く違う、柔らかいハモりと全開モーダルなソロを披露します。こんなワザもあるのよ。ご機嫌ナンバーもあるけど。

テナーサックスファンの観点からすると…現代サックス完成直前の起点にして孤高の金字塔、Super Action(通称SBA)でしか出せないHDサウンドの真骨頂。と自負している。お楽しみに。みんなきてね。

(Mark 6より繊細で、かといってBalanced Action程ソフト&シルキーではない、複雑にして緻密で華やかな音なんだよなー。マジで。ぶつぶつ)


話は変わるけど、希望がありそうだったのでMental Urbanity vol.2 曲目。

前半
1. Seven Minute Mind
2. I Mean You
3. Spam-boo-limbo
4. Single Petal Of A Rose
5. Moment's Notice

後半
1. Brown Belle Blues
2. Lotus Blossom
3. This I Dig Of You
4. Solitude
5. Cantabile

Enc. Doxy

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【2/6(土)関宏太Afro Cuban Jazz Project】
@下北沢BODEGUITA http://bodeguita.web.fc2.com/
関根恒太朗(as) /杉本亮(key)/田中洋平(ba)/関弘太(perc)
guests: 中里たかし(perc)/井汐人(ts)

open 18:00/start 20:00
charge 2500円+order

【2/20(土)Afinca 247】
@原宿Crocodile
出演:Conjunto Jibaro / Afinca 247

【3/4(金)Septeto Bunga Tropis】http://keselatan.blogspot.jp/
@赤坂B Flat
Open19:00/start20:00/¥3000

Twitter公開投票の結果「攻める曲特集」になりました。

【3/5(土)Puente de Agua】http://puente-de-agua.com
@両国RAKIA

【3/6(日)Latin Jam Session】
@横浜Paradise Cafe
open19:00/start19:30 /¥2000
Host Players: 飯島瑠衣(fl/pf)井汐人(sax/pf)ヤマトヤスオ(b)酒井タカフミ(per/dr)

サックス奏者の気まぐれライムvol.7~セイロンティーとカステラ続報。Casa de la Clave vol.2曲目

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一体どんな国なんだ?
紅茶の本場スリランカ
この香りと味が売りなんか?
入れ物の柄も良いじゃんか!

前回の投稿で福砂屋カステラと一緒に写ってた紅茶がこちら、スリランカのRuhunu というセイロンティーでした。味は単純だがうまい!ドライかな。淹れ方にも依るのかな。箱に書いてある発売元の住所はColomboです。スリジャヤ以下略じゃない旧名表記が今でも使われてるのは、やはり短くて便利だからでしょうか。

カステラ続報。福砂屋のカステラの工場は長崎、福岡、東京中目黒の三箇所にあり、工場によって微妙に風味が異なるという話をサックス仲間から聞きました。サックスで言うと同じSelmerでもフランス、アメリカ、イギリスのどこで組立てられたかで音色が異なるようなものでしょうか。材料の配合比率は統一されてるだろうけど、コカコーラなんかは原材料の産地で味が変わるというし…カステラだったら卵の産地によって味が違うとかはありそうだね…なんて話してました。工場の前にはさぞかし良い匂いが漂っているのでしょうね。「ぐりとぐら」を思い出します。

うがみやびらん。

二年前、東京で数十cmもの積雪があった夜、私はアルトサックスとテナーサックスとピアノとコンガとウッドベースを練習し、あぁイケナイよサックス奏者なんだからサックスたくさん練習しないと。等と自戒していたのですが、そうやって楽しさに任せてピアノ練習してなかったら、スター揃いのサルサグループでピアノ弾かせて貰うという大役には恵まれなかったかも知れません。半人前ですが!!

間所直哉(Tim)率いるAfinca 247が2/20(土)原宿CROCODILEに登場します。

尚同じ頃、近所の友人達は高さ1.8m超のバリィさんの雪像を作ってました。あれは壮観だった。

【Afinca 247】
間所直哉(tim) / Manny Mendez (vo) / 赤塚謙一(tp) / 平久昂(tp) / 勝部健太郎(tb) / 井汐人(pf) /
小泉"P"克人 (b) / 関さとみ(con)


希望がありそうだったので、Casa de la Clave vol.2 "Electric Latin Jazz"の曲目。

前半
1. Recordame https://youtube.com/watch?v=veR7jcDYYFE
2. Amsterdam After Dark https://youtube.com/watch?v=Ou7IF-1uLYI
3. Como Fue https://youtube.com/watch?v=zrixaa5VXM4
4. Evidence
5. Penguin Meets Surf

後半
1. African Rumble
2. Brown Belle Blues
3. A Night In Tunisia
4. Tin Tin Deo
5. El Ni?o

Enc. Yo Sin Ti

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【2/20(土)Afinca 247】
@原宿Crocodile
出演:Conjunto Jibaro / Afinca 247

【2/25(木)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp
@下北沢rpm
open19:00/start20:00/¥1500

【3/4(金)Septeto Bunga Tropis】http://keselatan.blogspot.jp/
@赤坂B Flat
Open19:00/start20:00/¥3000

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【3/5(土)Puente de Agua】http://puente-de-agua.com
@両国RAKIA

【3/6(日)Latin Jam Session】
@横浜Paradise Cafe
open19:00/start19:30 /¥2000
Host Players: 飯島瑠衣(fl/pf)井汐人(sax/pf)ヤマトヤスオ(b)酒井タカフミ(per/dr)

サックス奏者…ピアノ奏者の気まぐれライムvol.8~京野菜豆乳うどん

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イニシエの都で未知との遭遇
京野菜入れたおつゆは豆乳
鮭ご飯付けて確保するVolume
バッチリしとけエネルギー投入

うがみやびらん。続けてもう一句。

クロコに来れば良い事有るさ
間所直哉がカマすサルサ
心の疲れと体のダルさ
このグルーヴで吹き飛ばせる筈さ!

…明日はサルサバンドで原宿Crocodileに出演します。

「私はピアノ」!

モントゥーノ弾きまくりながらコロ歌ってます。

それから、三月の怒涛の3Days of Latin Musicも今からご予定下さいね。

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【2/20(土)Afinca 247】
@原宿Crocodile
出演:Conjunto Jibaro / Afinca 247

AFINCA 247: 間所直哉(tim) / Manny Mendez (vo) / 赤塚謙一(tp) / 平久昂(tp) / 勝部健太郎(tb) / 井汐人(pf) /
小泉"P"克人 (b) / 関さとみ(con)

【2/25(木)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp
@下北沢rpm
open19:00/start20:00/¥1500

【3/4(金)Septeto Bunga Tropis】http://keselatan.blogspot.jp/
@赤坂B Flat
Open19:00/start20:00/¥3000

Twitter公開投票の結果「攻める曲特集」になりました。

【3/5(土)Puente de Agua】http://puente-de-agua.com
@両国RAKIA

【3/6(日)Latin Jam Session】
@横浜Paradise Cafe
open19:00/start19:30 /¥2000
Host Players: 飯島瑠衣(fl/pf)井汐人(sax/pf)ヤマトヤスオ(b)酒井タカフミ(per/dr)

サックス奏者の気まぐれオフェンス告知~Septeto Bunga Tropis公演迫る!

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ブンガトロピスの去年の公演より「黄色いサンダル」。トロンボーン中路英明さんがソロ中に複数の曲の旋律を引用してます。皆様、何曲分聴き取れますか?

うがみやびらん。

先の金曜日~土曜日は、普段と違って殆どインターネットを見ない生活をしてました。その分他の事に意識を向けられたり、特に何にも意識を向けずにぼーっとしたり出来て、悪くないものですね。といっても告知とかもしないといけないし、ずっとそんな生活を続けられる訳じゃありませんが。

昨日は家の断水の為、普段と違って銭湯に行きました。大きな湯船で体を芯まで温めてリラックスさせて、壁のお洒落な赤富士なんか見上げて、これまた悪くないものですね。といっても断水は不便なので、ずっとそんな生活が続くのは嫌ですが。

今度の金曜日3月4日は、皆様の音楽人生に普段と違う一場面を提供するラテン音楽グループSepteto Bunga Tropisが赤坂B Flatで演奏します。こればかりは、毎日聴けるなら、ずっとそんな生活が続いたら良いのに!と思う筈です。

私が全ての作編曲をやってます。新曲もやる予定です。
お仕事の予定がある方はお仕事をブチり、おデートの予定がある方はそのお相手を連れて、お越し下さい。今回は「攻める曲特集」です。告知も攻めております。「花」の金曜日に、赤坂でお会いしましょう。

【3/4(金)Septeto Bunga Tropis】http://keselatan.blogspot.jp/
@赤坂B Flat
Open18:30/start19:30/¥3000

サックス奏者の気まぐれライムvol.19~Ayam Paniki?-せでるはな閉店、チャべ復活/明日はコーン祭り

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アニキ、食ってみなアヤム•パニキ
香りと雰囲気、ネシア式
レモングラス微塵切り、小粋に
でも本当は欲しい擂り鉢

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Ayam Panikiのようなものを作りました。目黒の老舗インドネシア料理店"せでるはな(Sederhana)"の名物でしたが、閉店したのでその記念に…って訳ではありません。因みに閉店後の空店舗に入ったのは、やはり閉店していたインドネシア料理店"チャべ(Cabe)"だそうです。

うがみやびらん。

日本で一番大きな市場規模を持つ管楽器はサックスだそうです。そのサックスの世界で御三家と云えばフランスのセルマー(セルメール)、日本のヤマハとヤナギサワな訳ですが…

4/24(日)にはそんなサックス界の歴史とトレンドを半世紀単位で大いに無化するライブ"Tribute to C. G. CONN"が大塚にて執り行われます。

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斬新な設計アイデア、美的センスと職人芸によって産み出された堅牢にして洗練された造りと気骨ある音をしてチュー•ベリーやレスター•ヤング等多くの名手達の愛器となり、20世紀前半のジャズサックス界を席巻しながらも、セルマーの台頭によってその音色の記憶と共に歴史の片隅に追いやられ、買収に伴って実質的なブランド消滅の憂き目を見た伝説のアメリカン•サックス、C.G.CONNの魅力を現代に伝えるべく、CONNファンの二人がジャズメンとしての、そしてサックスオタクとしての矜持を音に込めます。

皆様ご存知のサックスの音/ジャズの音ではありません。モード~バップ~スウィングとジャズの語法を遡り、1920-30年代アメリカを髣髴させる音色世界に、ツインサックスならではの秘密のオマケも付けた、アコースティックジャズの豪華コースを御堪能下さい。

首里んチュ、ユンヌンチュ、二人はコーンちゅ…二人の南方系サックスオタクによる本気の遊びと悪ふざけをお楽しみに。尚ライブタイトル初期案は"コーンちゅ祭り"でした。

セルマんちゅには負けん!

みんなきてね。

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写真は左から1928年New Wonder, 1931年Transitional(過渡期の試作品), 1937年10M. CONNが3本鳴る(しかも他社のサックスが鳴らない)場所は、現代においてまず無いでしょう。昔のアメリカではいっぱいあったんだろうな。

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【4/24(日)上運天淳市、井汐人クインテット】
"Tribute to C. G. CONN"@大塚All In Fun
¥2500+2orders
上運天淳市sax/井汐人sax/ 中嶋錠ニpf/永見寿久b/池澤龍作d

【5/7(土)Jazz Klaxon】
@阿佐ヶ谷Gamuso
"KICK ASS XV"
Live Act: BTS, JAZZ KLAXON, Osawa Birdwatcherz, Salmon Sperm Sparx
Art: THE SPILT INK
19:00 開演
チャージ\1,000

【5/8(日) Casa de la Clave vol.4 "Son"】
@下北沢rpm
open18:30/start19:30/¥2500
櫛田満tim / 井汐人as / 杉本亮pf
Feat.小泉哲夫b / 大儀見元con

【5/13(金)Jazz Klaxon】
@渋谷Under Deer Lounge
出演:Sync,犬塚悠太Band, JAZZ KLAXON, MACARONICa
19:00 開場 / 20:00 開演
チャージ:予約\2,000 / 当日\2,500

【5/14(土)関弘太Afro Cuban Jazz Project】
@下北沢BODEGUITA

関弘太per/関根恒太朗as/井汐人ts/杉本亮pf/田中洋平b
Guest: 伊達弦per

【5/15(日)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp/
@中野Bright Brown
open19:00/start19:30
¥1,500

【5/22(日)Yalaqwe】
@下北沢Circus
池宮ユンタper/関根恒太朗as/井汐人ts/ヤマトヤスオb

サックス奏者の気まぐれライムvol.20~恵方巻きはどっち巻き?/スウィングサックスの考察、ソン特集

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どうよ景気?呼び寄せたい運気
恵方巻き の代わりにロールケーキ?
苺味 だけどしょーがねーし
ゲン担ぎ ミスっても俺なら平気?

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先日、パーティー嫌いな私に珍しく参加した大人数(10人弱くらい)の宴会で、何かの拍子に『恵方巻きが右巻きか左巻きか、というジョークありますよね』って話したら…その場に居た不惑も越えた筈の人生の先輩方が

「右巻きだ」
「いや絶対左!」
「いやいや、だってこうやって巻いてくでしょ、で出来上がったら…」

とマジな議論を始めてしまい「おしぼり巻いて試してみよう」とか実験し出した挙句「ホラやっぱり左だ」などともう目も耳も脳味噌のシワ一つも当てられない台詞を放ち、最後はいつ誰が「うちの地域では右だ」とか言い出してもおかしくない地獄絵図が繰り広げられてました。

やっぱり宴会はヤバイ。

因みに同様の話で、私は『長崎は坂が多いらしいけど上り坂と下り坂どっちが多いんですか?』と長崎出身者に訊いてバカにしてんのかって怒られた事があるんですが、別の長崎出身者にその話をしたら『上り坂の方が多い。と答える事になってます。急過ぎて下るには危なく、階段が附設されてる坂も多いので』という衝撃の情報が寄せられました。ジョークも言ってみるもんですね。

うがみやびらん。

4/24のCONN祭り(Tribute to C. G. CONN)のお客様の中にTickle Toeを知ってる方が複数いらしたのは流石でした。そういう方にお楽しみ頂けて光栄です。

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ことサックスに関しては、1940年代にチャーリー•パーカーが発明したバップの奏法が割と多くの(アメリカ音楽をベースにした)分野で多少なりとも基礎になってるのに対して、それより前に確立されていたスウィングジャズ固有のテクニックというのはあんまり後世に継承されてない。というのが実感です。スウィングの語法でソロを吹けてもあんまりその後の時代の音楽で使えない…という感想を持つサックス奏者も多いかも知れませんが、それはつまりチャーリーパーカーの前後には大きな技法の断絶があるという事でしょう。

でもスウィング時代の名手の演奏はそれはそれでとても高度だったりします。例えば、CONN New Wonderという機種の愛称にもなっているチュー•ベリーの演奏にはこんなのがあります。
https://youtube.com/watch?v=QJyy-Wo_0xs
1:30辺りからがサックスソロです。完全に達人です。29歳だってよ…。

尚このLimehouse Bluesという曲は、イギリスにある「ライムハウス」という石灰岩(Limestone)の積み降し場所になっていた港町のチャイナタウン界隈で育つ男の子が、同地域の他の連中に倣ってワルになってしまう事を憂う歌です。 恋歌以外にも、世相を反映した色んな歌を取り上げてるのはスウィングジャズの隠れた魅力かも知れませんね。

まあともかく、ベン•ウェブスターやコールマン•ホーキンスに憧れてテナーサックスを志した身としてはスウィングジャズを演奏する機会は今後も設けたいと思います。お楽しみに。

(因みに先述の、ジャズサックス史にたった一人で大断層を刻んだチャーリーパーカーの20代前半の録音では、スウィングとバップの中間みたいな珍しいソロを聴けます。
https://youtube.com/watch?v=xNtVM3utlOQ

1:00くらいから彼のソロ。ゲンナリするくらい上手です。アメリカンサックスで揃えてないと絶対出ない音色のセクションハーモニーもヤバい。)

…と言っておいて、5月8日、今度の日曜日はCasa De La Claveの4回目、下北沢で思いっきりラテン音楽を演奏します。キューバで19世紀~20世紀前半にかけて発展した「ソン」という音楽を特集します。ソンの曲には、本来の編成には無いピアノや、当時のキューバにはほぼ無かったであろうアルトサックスが似合う曲が実はたくさんあります。お楽しみに。

Wikipediaに拠ればソンは1922年のラジオ普及でその人気を増したそうですが、キューバと同じく「南の島」である与論の同時代の町史を見てみると…

「1927 年(昭和2 年)
・鉛筆・ノートが使われ始める」

(出所: http://www.yoron.jp/imgkiji/pub/detail.aspx?c_id=45&id=32&pg=1 )

やべえ。まさかの筆記具。アメリカとの国交正常化で無駄に近代化しないで欲しいなーとか昨今言われてるキューバですらラジオが聴けた時期に、筆記具革命起きてた。のどか過ぎる。

でも夜寝ながら波の音を聴いて翌日の天候を予測する人が居たくらいの島だからな…ラジオ無くして天気予報…

筆記具といえば、私の曾祖父パルモリは文字は書けなかったんですが(あと日本語もほぼ話せなかった)、独自の文字を開発して誰に幾らお金を貸したか記録してたそうです。彼の死後それを解読出来る人は居なかったので随分多くの人の借金がチャラになった筈、らしい。

みんなきてね。


~•~•~•~•~•~•~•~
【5/7(土)Jazz Klaxon】
@阿佐ヶ谷Gamuso
"KICK ASS XV"
Live Act: BTS, JAZZ KLAXON, Osawa Birdwatcherz, Salmon Sperm Sparx
Art: THE SPILT INK
19:00 開演, チャージ\1,000
Jazz Klaxonは20:20-21:00

【5/8(日) Casa de la Clave vol.4 "Son"】
@下北沢rpm
open18:30/start19:30/¥2500
櫛田満tim / 井汐人as / 杉本亮pf
Feat.小泉哲夫b / 大儀見元con

【5/13(金)Jazz Klaxon】
@渋谷Under Deer Lounge
出演:Sync,犬塚悠太Band, JAZZ KLAXON, MACARONICa
19:00 開場 / 20:00 開演
チャージ:予約\2,000 / 当日\2,500

【5/14(土)関弘太Afro Cuban Jazz Project】
@下北沢BODEGUITA

関弘太per/関根恒太朗as/井汐人ts/杉本亮pf/田中洋平b
Guest: 伊達弦per

【5/15(日)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp/
@中野Bright Brown
open19:00/start19:30
¥1,500

【5/22(日)Yalaqwe】
@下北沢Circus

エキゾチシズムの再構築をテーマに掲げる、ピアノもドラムスもいないジャズバンドYalaqweと、多国籍メンバーで構成される東京発のクレズマーバンドDead Sea Dropoutsが、下北沢CIRCUSに集う!

19:00 開場 / 19:45 開演
ミュージックチャージ 2,000円 (+2品オーダーをお願いします)

◉Yalaqwe:
池宮ユンタ(per) 高井汐人(ts) 関根恒太朗(as) ヤマトヤスオ(wb)
https://soundcloud.com/ayonene

◉Dead Sea Dropouts:
Andrew(vln) Satsuki(cl) Erin(tp) Miho(acc) Yasuhiro(cello) Matt(ds/gt)
http://youtu.be/nSHGrgvzQsU

サックス奏者の気まぐれライムvol.21~愛媛河内晩柑サイダー/ 関弘太Afro Cuban Jazz Projectに正式加入

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春爛漫 ティダさんさん
POMジュースの新作は河内晩柑
うまそうなやつはすぐに買う判断
適度な炭酸 でやる気満々
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コンビニで売ってました。POMジュースの定番のみかんのやつに比べてかなり爽やかです。見かけたらすぐに買いましょう。

うがみやびらん。

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キューバでは、サンテリアという信仰の宗教音楽で「バタ」という太鼓が使われます。そのバタの達人であり、キューバの大会での優勝経験もある(日本で云うと…キューバ人が俳句や書道で全国優勝するようなもんか?)関弘太さんのグループが今晩、演奏します。私は前回ゲストプレイヤーとして呼ばれたんですが、あまりに自分に向いてる気がしたので終演直後に弘太さんに直談判してメンバーに加えて貰いました。

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今回のゲストは伊達弦さんです。小学生の時に聴いてたサルサのCDで叩いてた方です…

サンテリアのリズムや歌を基本にして、ピアノとウッドベースとサックス2本で静かで迫力あるハーモニーを作ります。これだけでもかなり貴重ですが、ジャズクラクションのサックス2人がヨルバ語で盛大にハモる場面はなかなか無いでしょう。

明日の晩には、そのジャズクラクションの単独公演が中野で開催されます。

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おっと。一人足りない写真を選んでしまいました。ので追加します。

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これは5/13の阿佐ヶ谷Gamusoでの演奏場面です。コンガ一本に加えて、脚にボンゴ挟んでます。一見訳の分からないレイアウトですが、なるべく軽装備で3本の太鼓の音を得ようという工夫としてはかなり合理的な気もします。因みに音は高い順に、ボンゴの左鼓、コンガ、ボンゴの右鼓です。彼のリーダーバンドYALAQWE は5/22(日)下北沢で演奏します。

みんなきてね。

~•~•~•~•~•~•~•~
【5/14(土)関弘太Afro Cuban Jazz Project】
@下北沢BODEGUITA

関弘太per/関根恒太朗as/井汐人ts/杉本亮pf/田中洋平b
Guest: 伊達弦per

【5/15(日)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp/
@中野Bright Brown
open19:00/start19:30
¥1,500

【5/22(日)Yalaqwe】
@下北沢Circus

エキゾチシズムの再構築をテーマに掲げる、ピアノもドラムスもいないジャズバンドYalaqweと、多国籍メンバーで構成される東京発のクレズマーバンドDead Sea Dropoutsが、下北沢CIRCUSに集う!

19:00 開場 / 19:45 開演
ミュージックチャージ 2,000円 (+2品オーダーをお願いします)

◉Yalaqwe:
池宮ユンタ(per) 高井汐人(ts) 関根恒太朗(as) ヤマトヤスオ(wb)
https://soundcloud.com/ayonene

◉Dead Sea Dropouts:
Andrew(vln) Satsuki(cl) Erin(tp) Miho(acc) Yasuhiro(cello) Matt(ds/gt)
http://youtu.be/nSHGrgvzQsU

サックス奏者の気まぐれライムvol.22~サラックとトマス杯/エスニックジャズ"YALAQWE"

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アルマジロ みたいな見た目
懐かしの 熱帯思い出したね
"メラプティ、ガルーダ" 久々の 決勝
「デンマークに、勝つんだ」 期待して熱狂

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サラックを久々に食べました。

うがみやびらん。

今日はトマス杯の決勝、インドネシア対デンマークです。インドネシアの2002年以来にして世界最多14回目の優勝なるか!?

私としては、中学生のお兄ちゃん達がジャンプスマッシュ打ちまくってるのを8-9歳頃に見てこの競技に憧れを持った土地であるマレーシアと、技術と精神を仕込んでくれたインドネシアの決勝を観たかった気もしますが…。

ところで最近、私のいない場で「あいつはインドネシアに住んでたからああいう風貌になったのかなあ!プレイもなんか怪しいもんな!」って言われてたらしいんですが、風貌…っていうか雰囲気はともかく、プレイに関してはですね、インドネシアやマレーシアの国技だしそっちが本場なんだから寧ろこっちが正道なんじゃないの!?と言いたいよ!w

怪しく強くありたいものですね。出身クラブに恥じない戦いもしたい。…それはかなり難しいけど頑張ろう。

怪しいといえば、この人。
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一応、稀代のパーカッショニスト。いつもはちゃんと太鼓叩いてます。音色もフォームも超綺麗です。

「太鼓ひとつで東大からインドに!?」
https://www.rarejob.com/englishpath/interview/20151201/
実際の怪しさを12分の1くらいに薄めた記事もあります。

この人の率いるエスニックジャズグループYALAQWEが今晩下北沢で演奏します。紹介文は以下。

「ジャズ、中南米やアフリカ等の楽曲をレパートリーとし、エギソチシズムの再構築を一貫したテーマに演奏して来た。南北アメリカと汎アフロリズムを手掛かりにしたパーカッショニストならではのアプローチ、ウッドベースとパーカッションの織りなす豊かなノイズ、コードレス編成ならではの2管の自由な動きとスリリングなぶつかり合いから生まれる音響が、『どこでもない異国の音楽』を現出させる。」

リハでは「…選曲の妙である。最早演奏する意味も薄いから俺もう太鼓やめてDJやろうかな。」なんて言ってました。そんじょそこらのなんちゃってエスニックとは違う彼の選曲センスも、お楽しみに。

みんなきてね。

~•~•~•~•~•~•~•~
【5/22(日)Yalaqwe】
@下北沢Circus

エキゾチシズムの再構築をテーマに掲げる、ピアノもドラムスもいないジャズバンドYalaqweと、多国籍メンバーで構成される東京発のクレズマーバンドDead Sea Dropoutsが、下北沢CIRCUSに集う!

19:00 開場 / 19:45 開演
ミュージックチャージ 2,000円 (+2品オーダーをお願いします)

◉Yalaqwe:
池宮ユンタ(per) 高井汐人(ts) 関根恒太朗(as) ヤマトヤスオ(wb)
https://soundcloud.com/ayonene

◉Dead Sea Dropouts:
Andrew(vln) Satsuki(cl) Erin(tp) Miho(acc) Yasuhiro(cello) Matt(ds/gt)
http://youtu.be/nSHGrgvzQsU

【6/19(日)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp/
@中野Bright Brown
open19:00/start19:30
¥1,500

【7/10(日) Puente de Agua】http://puente-de-agua.com
@原宿Crocodile

出演:Montumbao, Puente de Agua

【7/24(日)dCprG】
@フジロックフェスティバル

【7/31(日)Sexteto Bunga Tropis】
@荻窪Rooster

サックス奏者の気まぐれライムvol.23~蚊と牡蠣に感じる夏の足音/メンマ?パイナップル?クラクション!

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トマス杯 デンマークに惜敗、負けた悔しさわかるかい?
蚊に刺された脚 なんか痒くない?
牡蠣フライ に当たって気分もマジ暗い、情けない
落込むなんてラシくない

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洗濯物。ウェアに"All Japan"って書いてあるより"Penang"て書いてある方が強そうですね…!

うがみやびらん。

トマス杯ではインドネシアが負けて14年ぶり14回目の優勝を逃すし、脚は蚊に刺されるし、しかも定食屋で食べた牡蠣フライの火入れが半端だったらしく当たっちゃうし、珍しく落込んでおります。一口囓って危険を感じたのでチンして貰ったんですが、遅かった…

牡蠣で体調を崩したせいでジャズクラクションの屋外パフォーマンスを欠席してしまったので「私の居ないクラクションは牡蠣フライの無いミックスフライ定食ぐらい淋しかった事でしょう」と言った所、

ユンタさんからは

「メンマの無いラーメン(無くても全然食える)」

ファンの方からは

「パイナップルの無い酢豚(トロピカル要素の欠落)」

との旨、励ましのお言葉を頂きました。ラーメンに於けるメンマ。酢豚に於けるパイナップル。それらの共通点は…

「人に依っては無い方が好き」

深い。どんぶりくらいの深さだ。…いやーしかし元気が出るなあハッハッハ(涙)。お陰様で恢復は延びそうです。

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しかし5/22(日)のYALAQWEの演奏は御好評を頂いております。一試合毎の速報を逐一チェックしながらサウンドチェックに臨み、デンマーク優勝の記事が目に入るや否や膝から崩れ落ちるも、牡蠣がまだ潜伏してる期間中だったため、何とか本番までに正気を取戻して演奏出来たのではないでしょうか。尚、関根さんは「大相撲はもう優勝決まっちゃったんで」と終始落着いておられましたよ。

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因みにバドミントンの試合結果は、日本選手が敗退すると途端に日本語ニュースが途絶えます。2014年の前回大会では日本が初めて世界一に輝いたとはいえ、まだまだマイナー競技ですね。

さて、落込み続ける訳にもいかないのがアスリートでありミュージシャンです。6/19(日)はメンマもパイナップルも二倍盛でカマしてあげるよ。みんな中野Bright Brownにきてね。中華クラクション!

少し感傷的な新曲もお楽しみに。一度聴いたら忘れないよ。

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考えてみたら蚊に刺されて牡蠣に当るって、夏が近付いてる感じ有りますね。

蚊に刺され
牡蠣に当たりて
夏の足音

おぉ一句読んでしまった。ライムじゃなくて俳句ブログにしようかな。

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【6/19(日)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp/
@中野Bright Brown
open19:00/start19:30
¥1,500

【7/10(日) Puente de Agua】http://puente-de-agua.com
@原宿Crocodile

出演:Montumbao, Puente de Agua

【7/24(日)dCprG】
@Fuji Rock Festival

【7/31(日)Sexteto Bunga Tropis】
@荻窪Rooster

気まぐれサックス奏者の気まぐれライムvol.24~Bumbu Nasi Goreng/ジャズクラクション梅雨(明け。気分は。)の陣

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空腹 に耐えられません
料理に時間 今日は掛けられん
何これ?Bumbu Nasi Goreng
コレ、食ったら試合は負けられん

うがみやびらん。

頂いたBumbuでエビ入りナシゴレン作りました。

私の所属するチームには日本人とインドネシア人以外にインド、タイ、フィリピンなどなどかなり色んな国の人が居て、主に日本語とインドネシア語と英語が飛交ってます。国際性を志向してる訳ではなく単にたまたまですが、類は友を芋蔓の如く呼び寄せてる感はあります。

最近は日本人のチームメイトが英語を覚えたい、会話に入れるようになりたい、と言うので手始めに「新宿はニューホテル、銀座はシルバーシート」と教えてる所です。日本海の波音はジャパーンですね。英語の先生になろうかな。

シルバーと云えば最近はシングルス、ミックスダブルスと準優勝が続きました。嬉しい。楽しい。

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でもシルバーコレクターになりたくはないので、優勝目指して頑張ります。

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健康診断を受けたら、体脂肪率は去年より3ポイントちょい下がってて体重はほぼ同じでした。来年に向けての目標は、体重5kg増やして体脂肪率を更に下げる…ことでは究極的にはなくて、やっぱり試合で勝つ事と、良い演奏をする事ですね。

日付変わって今日はジャズクラクションのライブがあります。こんな調子なんで暫くはアドレナリン多目の演奏が続く気がしてます。

みんなきてね。
~•~•~•~•~•~•~•~

【6/19(日)Jazz Klaxon】http://jazzklaxon.blogspot.jp/
@中野Bright Brown
open19:00/start19:30
¥1,500

【7/10(日) Puente de Agua】http://puente-de-agua.com
@原宿Crocodile

出演:Montumbao, Puente de Agua

【7/18(月祝)Casa de la Clave vol.5 "Folclore Moderno de Argentina"】
@西荻窪Coco Palm
open18:30/start19:00
¥2500

櫛田満 per / 杉本亮 pf / 井汐人 as
Feat. 宮崎佳彦 cl / 永見寿久 b

【7/24(日)dCprG】
@Fuji Rock Festival

【7/31(日)Sexteto Bunga Tropis】http://keselatan.blogspot.jp/2016/06/2016731rooster-good-old-new.html
@荻窪Rooster
19:00open/20:00start/¥3000

※田中教順(d)休養中につき大儀見元がボンゴからティンバレスに変わり、六人の特別編成で演奏します。

サックス奏者の気まぐれライムはお休み~aqubiの胸キュンソングで料理を作った/サルサの胸キュンサックス

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aqubiの新作「ノクターン」を聴いてたら感動して涙が出たので、誰も見てなかったけど玉葱を微塵切りにして玉葱のせいって事にしてごまかした。完成したのが写真のモノです。中学生の頃に出席したジャワの田舎の結婚式で出されたジャガ芋とインゲンと青唐辛子の炒め物とか、ペーパーチキン(鶏肉を紙に包んで揚げるやつ)から得た「鶏肉にシナモンで味付けるとうまい」という知恵とかから発想した料理ですが、何てことはない普通のケチャップマニスが味の主役になってる気もします…まあマサイので良し。

で、そのaqubiのノクターンは下記で聴けます。静かな部屋で、出来るだけ良いイヤフォンやスピーカーで聴いたら良いと思うけど、どこでどんな風に聴いても感動したし再生してない状態でも思い出し感動したよあたしゃ。前にも書きましたが、何かを主張する為に音楽を使っているのではなく、音楽を通じて主張や生き方が自然と伝わって来る様に聴こえる。

https://soundcloud.com/aqubi-zzz/nocturne

キタカミの、声に混ぜる息の割合の完璧なコントロールを始めとするピアニッシモでの繊細な演奏は、まさに私がサックスでやりたい事の一つだったりします。神は細部に宿る?

杉本君の作曲センスも本領って感じですね。彼が好きな音楽(最初に見付けた彼と私との共通点はaikoのコードワークが好きという事でした)の影響が血肉化されてる気がします。

…と、音として勿論最高なんですが、この歌は詞を文字にして読むのも良いんでないかと思いました。こういう、小さな空間の短い時間を捉えて表現してる歌詞が好きです。今井美樹の「雨にキッスの花束を」なんかもそうですね。一瞬が本質を語る?

作詞者キタカミの許可の下、掲載します。歌詞を読みながら曲を聴くのも素敵かも知れません。

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君の夢を横切る
淡い影はわたし
月も眠る頃に
ふたり 巡り会えたら

青い青い部屋 小さく響く
甘い甘いいびき 酔いそう
閉じたまぶたに 何を見てるの
眠ってるうちに 言わせてくれる?

行かないで
離れないで
いつまでも 眠っていて
抱きしめて
放っておいて
わたしのこと 忘れないで

次の街へと急ぐ
通り雨のように
怖い夢や わだかまり
消えていくから

深い深い夜 たゆたっている
遠い遠い君に 寄り添う
落ちた涙は どこに消えるの
首の星座に 願いをかける

行かないで
離れないで
いつまでも 眠っていて
抱きしめて
放っておいて
わたしのこと 忘れないで
----

「青い青い部屋~」のくだりでもう完全にこの歌の世界に自分がいるかのような気になり、サビに入って涙腺全開ですね。青いよね、深夜の部屋!首の星座ってホクロかな!?

うがみやびらん。

次のライブはサルサです。管楽器が前列に立ち、ソロも大いに吹きまくる特殊レイアウト•特殊アレンジ(補足:普通サルサだと管楽器は最後列でセクションプレイに徹するんすよ)のサルサバンドPuente de Aguaがデビューの地にしてサルサの殿堂、原宿クロコダイルに戻る。ピアニッシモはともかく、繊細なプレイも少しはする筈です…。ステップ踏みながらコロを歌い、テナーサックスは私のポップス&サルサファン歴の全てを込めたかの如き泣きのフレーズ全開で吹きます。

流汗必至(奏者は。)の飽きの来ないショーをお楽しみ下さい。踊っても踊らなくても良いさー。みんなゥワーチタバーリヨー

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【7/10(日) Puente de Agua】http://puente-de-agua.com
@原宿Crocodile

出演:Montumbao, Puente de Agua

【7/18(月祝)Casa de la Clave vol.5 "Folclore Moderno de Argentina"】
@西荻窪Coco Palm
open18:30/start19:00
¥2500

櫛田満 per / 杉本亮 pf / 井汐人 as
Feat. 宮崎佳彦 cl / 永見寿久 b

【7/24(日)dCprG】
@Fuji Rock Festival

【7/31(日)Sexteto Bunga Tropis】http://keselatan.blogspot.jp/2016/06/2016731rooster-good-old-new.html
@荻窪Rooster
19:00open/20:00start/¥3000

※田中教順(d)休養中につき大儀見元がボンゴからティンバレスに変わり、六人の特別編成で演奏します。

サックス奏者の気まぐれタコライス/七夕の願いは叶ってるらしい/PdAデビューライブの思い出と呪縛

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挽肉が特売。スパゲッティにするか?しかしコンロが一口だから並行調理が出来ず、ミートソースを作ってから麺を茹でる事になってしまう。この空腹ではそんなに時間を掛けていられない。そうだタコライス、タコライスならご飯を炊いてる間に作れる!…はて、タコライスってどうやって作るんだ?

大儀見さんがライス&ビーンズ作る時にクミンとオレガノを使うって言ってたのを思い出しつつ、ナツメグとかコリアンダーとか加えて調理してみると…奇跡の出来でした。超うまい。前世はタコライス職人だった事が判ってしまった。「トマトは半分はベース用にペーストにして中盤に投入、半分は具として終盤に投入!(ビギナーズラック)」

うがみやびらん。

七夕になりましたね。私は9歳の時、イポーに住んでて毎週土曜日はキャニンガーデンで一枚40円のロティチャナイ食ってた(超贅沢だ…)頃ですね、短冊に「大人になりませんように」と書いたのを憶えてます。知人には「それは叶ってるのではないか」と言われます。「君がオトナ、だと違和感が物凄いので現状維持で良いのではないでしょうか。そのままの君(9歳)でいて」とも言われました。なので選挙権は有りません。マハティールって引退してるよね?

今度の日曜日はPuente de Aguaがデビューの地、原宿クロコダイルで演奏します。あれから3年、メンバー変更とか色んな事を経ながらやって来て、アンサンブルのレベルは当初とはもう全く別物です。しかし、変わらない物もあります。それは私が9歳のままだとかそういう事ではなくて(それもそうなのかも知れないが)、

「ソロの終わりのフレーズ」

おいおいおい良いのかよソロが同じで。即興こそがソロの醍醐味じゃないのかよ。

我々がいつも佳境に演奏する渋い曲の終りに長いテナーソロがありましてね(長いのは俺が吹くのをやめないからなんだけど...いつもすみません)。デビューライブの時思い付いた16小節に亘るフレーズ(結構長いぞ16って)がその後も頭から離れず、何度ライブで演奏しても他のフレーズじゃうまく終われないんですよ。確かにデビューライブのソロは今聴いてもやっべえな、自分で作ったタコライスみたいだな、いくら私の特技が自画自賛だからとはいえ。ってくらいの出来で、実際ソロ中にワーっと歓声が起きるくらい客席も盛上がってたんです(そんな事はそうそう無い。私はね…)。これは私が上手いとかじゃなくて、その公演全体のマジカルとしか言い様の無い雰囲気に後押しされてた気がするんですけど。

でもねと!(ホコ先さんを思い浮かべた人。あなたは仲間です) それにしても毎回同じ事するのってなんかヤラセみたいじゃないかな…なんて半ば悩みかけたのよ。そしたらコンガのタエさんに「もう良いんじゃない、毎回同じのやれば。聴いてる方も『出たー!』ってなるよ」て言われて、それからは諦めて終盤は同じ事やってます。

「泣きのフレーズ?いや、泣かせるフレーズだね!(自画自賛)」

そんなコンガのタエさんも今回を最後に脱退します。自分は自分、という肝の据わった、且つ力の抜けた人生観が音に出てるような彼女のコンガが好きです。聴き逃すな。我々は後半に演奏します。みんなきてね。

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【7/10(日) Puente de Agua】http://puente-de-agua.com
@原宿Crocodile

出演:Montumbao, Puente de Agua

【7/18(月祝)Casa de la Clave vol.5 "Folclore Moderno de Argentina"】
@西荻窪Coco Palm
open18:30/start19:00
¥2500

櫛田満 per / 杉本亮 pf / 井汐人 as
Feat. 宮崎佳彦 cl / 永見寿久 b

【7/24(日)dCprG】
@Fuji Rock Festival

【7/31(日)Sexteto Bunga Tropis】http://keselatan.blogspot.jp/2016/06/2016731rooster-good-old-new.html
@荻窪Rooster
19:00open/20:00start/¥3000

※田中教順(d)休養中につき大儀見元がボンゴからティンバレスに変わり、六人の特別編成で演奏します。

サックス奏者の気まぐれカレー/汗はタイ米の匂い~水道橋発のサルサ

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エビ特売に乗じてエビと夏野菜のKurmaらしきものを作った。ココナッツミルクベースです。ヨーグルトの最適な配合量が分かって来ました。個人的にうまく行ってると思う工夫は、カシューナッツを粉末化してグレイビーに混ぜる事で具として入れてる分とまた違った効果を得られてる所です。

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動物性蛋白質の特売が無い時は、安くて脂の少ない鶏胸を使う事が多い。Terasi(エビをすり潰して発酵させた調味料)を使った鶏カレーです。マレー寄り、インドネシア寄りのまあなんか、懐かしい味です。前世はカレー職人だった事が判ります。キュウリの付け合せとかフライドオニオンチップスのトッピングがあると最高なんだけどなあ。

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余ってたレモングラスと茄子を使って、塩気をナンプラーで賄うタイプのカレーも作ってみた。トマトとレモングラスの相性の良さが発揮された、少し酸味と甘みのある爽やかなカレーになりました。これはお気に入りに追加。タケノコ入れてもおいしいかも。

「タコライス屋とカレー屋の兼業するか!」

うがみやびらん。

上の写真をよく見ると気付くかも知れませんが使ってるお米は長粒種です。高校の頃「汗の匂いは食ってる米に依って変わる」という話を聞いて本当かよって思ってたんですが、一人暮らしをするようになって長粒米を日々食べてたら汗でびしょ濡れになった多量の洗濯物からは確かにその匂いがする事に気付きます。因みにインドネシアでは、粒が丸いけど比較的粘りの少ないお米を食べてます。ジャワ米っていうらしい。

昨晩はPuente de Aguaのリハーサルを久々に水道橋でやりました。このサルサバンドの名は、結成当初いつも水道橋でリハをやってた事に由来します。スペイン語で水がAgua, 橋がPuenteだからね。尚不採用になった名前の候補は"Chingon de Sonidos"でした。チンゴンってメキシコのスラングなんだって。

水道橋でのリハを幾度となく重ねて判ったのは「東京ドームが近いので、野球の試合やライブがある夜は水道橋の飲食店が激混み」という事でした。我々もまた、東京ドームをサルサファン、PdAファンで埋める事を夢見てます。我々の公演の後もやはり水道橋の飲食店はどこも満席になる事でしょう。今度の日曜日の演奏場所は東京ドームではなく原宿クロコダイルですが、みなさんがお越し下さるおかげで渋谷駅前から人が消える事を信じて止みません。

私(9歳)はステップを踏み、コロを歌い、カンタにハモり、テナーサックスを吹き…つまりステージ上でやりたい事の殆どをやります。童心あるのみ!

インストのレパートリーが異常に多いバンドですが今回は歌物が多目です。盛り上げドコロ、渋いバラード、泣きの一曲、とサルサの美味しい所を全てお届けします。

みんなきてね。

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【7/10(日) Puente de Agua】http://puente-de-agua.com
@原宿Crocodile

出演:Montumbao, Puente de Agua

【7/18(月祝)Casa de la Clave vol.5 "Folclore Moderno de Argentina"】
@西荻窪Coco Palm
open18:30/start19:00
¥2500

櫛田満 per / 杉本亮 pf / 井汐人 as
Feat. 宮崎佳彦 cl / 永見寿久 b

【7/24(日)dCprG】
@Fuji Rock Festival

【7/31(日)Sexteto Bunga Tropis】http://keselatan.blogspot.jp/2016/06/2016731rooster-good-old-new.html
@荻窪Rooster
19:00open/20:00start/¥3000

※田中教順(d)休養中につき大儀見元がボンゴからティンバレスに変わり、六人の特別編成で演奏します。

サックス奏者の思い出話~ジャワの結婚式で飲んだアレ/サルサマジックの次はアルゼンチンへ。

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インドネシアの国章の神鳥ガルーダが持ってる横断幕に国是"Bhineka Tunggal Ika(多様性の統合)"が書いてあります。写真は私のユニフォームの胸部分です。国旗の他にどういう経緯で国章ってものが出来たんでしょうね。国旗にはガルーダは無いし。国是が出来るのは、一つの国として多くの民族がまとまって独立して…という歴史の事情を考えると何となく解る気がします。国章はそれを普及させる役割があったりするのかも。なんで共通語じゃなくてジャワ語なのかは解んないけど。

うがみやびらん。

3回前の投稿でジャワの田舎の結婚式で食べた料理に言及しましたが、その時の新郎と新婦には共通の親友がいて結婚後は三人で住む事にしたという話を聞いた事を思い出しました。シェアハウスのハシリにして進化版?その後どうなったのか気になります。

その結婚式は我々が到着してから一時間待っても二時間過ぎても始まらず、待ちくたびれてる間に地元のおじさんが椰子の実を取っててっぺんを切落としてストロー差して中のジュースを飲ませてくれました。椰子の実のジュースを飲む時は表面が緑色の若い実を使うのが普通ですが、この時のはすっかり乾いて茶色になったやつだったんですよ(Kelapa MudaじゃなくてKelapa Tuaだね)。で飲んでみたら、天然の炭酸が入ってて感激したんだよなー!

やっと始まった結婚式のスピーチは全編ジャワ語で一切理解出来なかったけど、共通語の他に各地域の言語(共通語と全く意思疎通出来ないくらい違う)が全世代で日常的に使われてるインドネシアの状況は、言語が残る事を良しとする立場から見たら随分理想的だと思う。バイリンガル当たり前だもんね。まさに国是が実現されてるって事か。

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Puente de Agua@原宿クロコダイルは満員盛況でした。レイアウトが特殊だと散々言って来ましたが、こんな感じです。サルサバンドはだいたい歌手陣が最前列に並び、次がリズムセクション、管楽器は最後列という場合が殆どです。

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「元気ですかー!元気があればサルサが出来る!」との名言でいきなり盛り上げる大角さん(写真最左、vo)は健康診断の結果、脂肪肝と判定されたそうです。フォアグラです。「僕は自分を甘やかさないという意味で、半年間お酒は呑んでない」と言いながら大口開けてドーナッツにかぶりついてました。彼が元気でサルサを続けられる事を祈ります。
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コンガの金子タエさんは今回がPdAでの最終出演でした。三角筋の鍛え方を訊かれたのも良い思い出です。

3年前の我々のデビューライブを契機にサルサダンスを志したお客さんが、今回初めてサルサライブに来たお客さんを最前列に引っ張り出してその場でステップとクラーベ手拍子を教えて二人で一緒に踊ってる様子を見られたのは嬉しかったな。何かとこういうライブマジックが起きるバンドです。

聴きに来て下さってたタエさんの後任候補の方が終演後「カッコ良いね!」と超にこやかに仰って下さり、就任並びに次回公演10月16日(日)@新宿パペラでのデビューが決まりました。また何かのマジックが起きるとしか思えません。ご期待下さい。

今度の月曜日(祝日)はCasa de la Clave vol.5でアルゼンチンのモダン•フォルクローレを特集します。アコースティック•モダンジャズにも通じる音色を持ちつつ、ジャズ世界のドラマチックな転調ともモードチェンジともまた違う、調性や旋法が滑らかに行き来する様な独特の作曲の妙を持ち味にする、(サルサに比べれば)静かな音楽です。

更に曲によってはかなりリズムも凝ってるのに驚きます。緻密に設計されたポリリズムとか、半分に割れた奇数拍子とかあるのよ。

我々固有の、アルトサックスとクラリネットの木管アンサンブルもお楽しみ下さい。
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Vol.3のボサノバ特集のリハーサルの時はペプシの缶を片手に満面の笑みを披露してくれたベースの永見さんは今回はお気に入りのスニーカーと自慢の半ズボンで、やはり夏の陽射しに負けず劣らず眩しい表情を見せてくれてます。彼の江戸時代製ウッドベースの演奏も堪能出来ます。

そういえば椰子の実の話をしたけど今回の演奏場所はCoco Palmです。みんなきてね。

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【7/18(月祝)Casa de la Clave vol.5 "Folclore Moderno de Argentina"】
@西荻窪Coco Palm
open18:30/start19:00
¥2500

櫛田満 per / 杉本亮 pf / 井汐人 as
Feat. 宮崎佳彦 cl / 永見寿久 b

【7/24(日)dCprG】
@Fuji Rock Festival

【7/31(日)Sexteto Bunga Tropis】http://keselatan.blogspot.jp/2016/06/2016731rooster-good-old-new.html
@荻窪Rooster
19:00open/20:00start/¥3000

※田中教順(d)休養中につき大儀見元がボンゴからティンバレスに変わり、六人の特別編成で演奏します。

サックス奏者のイポー魂チキンライス~天職に転職?/ブンガトロピスのアジア感とは?

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茹で鶏ともやしと秘伝のタレ(即席ともいう)。あと鶏を茹でた生姜スープ。ご飯は茹で汁で炊きます。タレはオイスターソースと魚醤を基に作ってみました。

うがみやびらん。

「タコライス屋になる」「カレー屋になる」そんな過去の妄言の数々をお詫びします。

「チキンライス屋になります!」

私はやっぱりイポーっ子、運命は最初から決まっていたのです。

茹で鶏(蒸し鶏?)と茹で汁で炊いたご飯を組合せた料理は、中国の海南島から東南アジアに広まってタイではカオマンカイ、マレーシア/シンガポール料理屋ではチキンライスと言われてます。日本にもシンガポール料理を標榜した「海南鶏飯」ていうそのまんまの名前のチェーンもあります。

で、私が住んでたイポーはチキンライスの本場中の本場、自他共に認めるNo.1なんですね。ペナン出身者が営むお店で私がチキンライスを食べて退店する時、イポーに住んでたと言ったら「イポーか!?うちのチキンライスの味は大丈夫だったか!?」と半ばビビり気味に訊かれた事もありました。私の作ったのは勿論初心者の真似事に過ぎませんが、それでも自分でそこそこ満足出来るくらいにはうまい。

因みにペナンはLaksaという料理に誇りを持ってます。ラクサというのは…似たものすら全く作れない、魔法の様な麺料理です。

チキンライスにはキュウリが添えられる事が多いけど、イポー式の付け合せはやっぱりタオゲー(漢字で書くと豆芽。もやし)ですよ。イポーのお店では巨大ポリバケツの中の水に大量のタオゲーが浮いてました。

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試しに茹で豚でも同じ事をしてみた。これはこれでうまい。

今度の日曜は私のラテンバンドSBTの特別編成ver., Sexteto Bunga Tropisが荻窪ルースターで演奏します。ハイデラバード在住経験のあるコンガの池宮ユンタさんに依ると、ハイデラバードのプライド料理はビリヤニだそうです。

ラテンバンドなのにアジアの話が多目ですが、我々は「音に東南アジアっぽさがある」と言われた事もあります。そう仰った方がサルサに詳しい一方で東南アジアに所縁が無そうだった事からすると、

•"Bunga Tropis"というマレー語/インドネシア語のグループ名が付いてる事

•ブンガトロピスの音楽にカリビアンラテンでもジャズでも無い要素が勝手に混入してる事

でもって、聴く人の東南アジアのイメージの一部を我々が逆に作ってしまう可能性もある訳ですよね。ラテンやジャズに造詣の有る人なら尚更。ルースターの宣伝では「キューバントラッド」って書いてあるのにねー。それも全く嘘でもないけどねー。ほーら、ややこしいねー。

https://twitter.com/ogikuborooster/status/755762293665738752/photo/1

因みにかのFreddie Miranda Jr.氏も自分のサルサバンドでのお気に入りの衣装はインドネシアのバティックです。ほーらほーら、何が何だかわからなくなってきたねー。

複数の文化を混ぜる為に混ぜる、みたいなアタマ先行の事は一切やらないけど、各奏者の(主に音楽的な)生い立ちの複雑さや差異がブンガトロピスの持ち味になってる事は確かです。

みんなきてね。

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【7/31(日)Sexteto Bunga Tropis】http://keselatan.blogspot.jp/2016/06/2016731rooster-good-old-new.html
@荻窪Rooster
19:00open/20:00start/¥3000

※田中教順(d)休養中につき大儀見元がボンゴからティンバレスに変わり、六人の特別編成で演奏します。大儀見さんのダブルベルセッティングでのバチ捌きをご堪能下さい。
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